協同組合安来鉄工センター
組織概要
住所:〒692 安来市恵乃島町114−17
電話番号:0854(23)1320 FAX:(22)6704
設立:昭和49年5月
業種:鉄工業
組合員:01人
出資金:130,000千円
組合形態:同業種同志型組合
職員:2人
−Topics−
組合員の平等をスローガンに連携した取組み方法で実施
組合員間で労働条件等の格差があったが、連帯の向上に留意しながら事業推進を図っていくことで、事業の直接成果だけでなく、、各組合員の意識の向上をもたらした。
事業の経緯
規模・基盤ともに大いに異なる13企業が集まって設立された組合であるため、当初から労働条件等における組合員格差という問題が生じていた。組合としては、格差をなくすことだけでなく、他の業界とも較べて向上させていくことを考え、この事業への取組みを始めた。
事業の仕組み
人材確保事業を、@労働時間の短縮、A職場環境の改善、B福利厚生の充実・C募集・採用の改善、Dその他の雇用管理の改善の5つの事業に分けて展開している。内容の一例としては、各種レクリエーションの実施や地域行事への参加による地域との交流、共同募集、社員意識調査の結果に対するフレキシブルな対応などが挙げられる。
組織の体制
事業の内容に即した5つの委員会(福利厚生委員会、職場活性化委員会、募集採用改善委員会、時短推進委員会、職場環境改善委員会)を設け、それぞれの委員会を統括する形で人材確保推進委員会を置き、この委員会が中心となって互いの連携を図りながら事業の推進に努めている。
成 果
組合員でかなりバラツキのあった採用に対するPRもまとまりをもつようになり、募集の近代化にもカを発揮するようになってきている。また、組合員間の平等・連帯を大切にして事業展開を行ってきたために、組合員間で互いに情報交換等を行えるようになった。また、互いのフォローアップ体制も自然にできあがり、安全面の改善も組合員間で行われ、世間でいわれている3Kの改善にもつながった。本業の推進をともに図ていくことで、組合全体として、また、組合員個々としてもいろいろな面で向上を図ることができた。