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協同組合安来鉄工センター
組織概要
  • 住所:〒692 安来市恵及島町114−17
  • 電話:08542(3)1320  FAX:(3)1320
  • 設立:昭和49年5月
  • 業種:鉄鋼業ほか
  • 組合員:12人
  • 出資金:130,000千円
  • 地区:安来市
  • 形態:工場団地
  • 職員:2人      (平成9年時点)
−Topics−
相互に連携を保ち高度な加工を行う企業集団として躍進

 組合員の大半が日立金属安来工場の協力会社、関連会社で、親企業の下請けというより、親企業一工程としての性格を持つ企業集団として団結し、生産性の向上を図っている。


団地の概観
 組合員の大半は日立金属安来工場の協力会社又は関連会社であって、相互に連携を保ちつつ、高度な加工を行う事業所集団である。昭和49年に組合を設立し59年に現在地に移転、施設規模は土地103,531u、建物32,000uを有し、組合会館のほか排水の終末処理場を管理している。


共同事業の内容
 金融事業として組合員の資金計画についての指導及び貸付け・転貸を、公害防止事業として組合員の生活排水の終末処理を行っている。また、団地内の売店を管理し、関連会社に業務委託しているほか、組合員及び従業員の健康増進、研修事業などを行っている。


運営・財務・一体性維持
 63年度収支決算での運営概況は、収入12,888,9万円に対し支出は12,262,4万円で626,5万円の益金を計上。平成元年3月末の融資残高は、設備費金4.9億円、運転資金4.7億円となっている。また、高度化資金借入の返済は63年1月から12年間がスタートし、計画通り返済されている。高度化資金の返済及び組合の維持管理についての費用は、会館経費、排水施設等、その他の共同施設に分類し、それぞれ@均等割5%A従業員割15%、35%、0%B面積割80%、60%、95%の比率で賦課金を徴収し、これらに充当している。組合員の経営実態についても、月次試算表の提出を義務付け指導を行っている。組合の一体的運営に関しては「成績と切磋琢磨」を基本方針とし、年度ごとにスローガンを作成し連帯意識の維持を図っている。


成 果
 最近の厳しい環境下にありながら、組合員平均の売上高は2ケタの伸びをみせるなど、移転時100の指数が61年度102、62年度122、63年度142と好調に推移している。