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協同組合島根県畳センター
組織概要
  • 住所:〒699-02
      八束郡玉湯町大字玉造1,404
  • 電話番号:0852(62)0953
       FAX:(62)0954
  • 設立:昭和43年5月
  • 業種:畳製造業
  • 組合員:38人
  • 出資金:10,000千円
  • 地区:島根県
  • 組合形態:同業種同士型組合
  • 職員:2人
              (平成9年時点)
−Topics−
家族ぐるみの組合活動実施により業界のイメージアップ
【活性化ノウハウの要点】
企業の発展には家族の協力が大切であるという考えのもと、組合員が気軽に参加できる事業を企画していった。
【活性化への取組みの要点】
青年部が中心となりレクリェーション大会や、組合が実施している先進地視察旅行への参加を呼びかけ、組合事業、仕事への理解を深めていった。


活性化を必要とした背景・経緯
 古い歴史と伝統をもつ畳は、誇るべき職人の技によって支えられてきた。その反面、業種的に職人気質で小規模零細、家内工業的であることから閉鎖性の強い業界というイメージがあった。また、近年にみられる新築着工戸数の減少による畳需要の低迷、後継者不足により廃業に至るケースが生じるなど組合の弱体化の傾向がみられ、活性化への取組みが緊急の課題となった。


活性化ノウハウの内容
 家内工業的畳製造業において、企業の発展には家族の協力が大切であるという考えのもとに、家族、従業員ともに参加できる事業を企画し、組合活動への参加意識を高めている。


活性化への取組み内容
当業界は零細企業が多いため、組合活動を行うにも時間的、人員的にも制約があり、無理なくできることから取り組むことにした。青年部が中心となってレクリェーション大会や婦人部旅行など、気軽に参加できる事業を開催することからはじめ、毎年、組合員のみで実施していた他県への先進地視察旅行などの福利厚生事業への参加も呼びかけていった。


活性化ノウハウ発揮後の効果
 若手青年部が中心となったきめ細やかな活動の結果、各種事業への家族、従業員ぐるみでの参加が実現し、組合員相互は勿論、家族単位、従業員同志の交流が生まれ、深まっていくことで連帯感が養われ、団結力も強化された。家族の仕事に対する理解も深まり協力体制も強化された。これにより、組合員の事業に対する意欲が向上し、組合の活性化、イメージアップに成功している。