オリジナルブランド「COM」商品の生産にあたり、新規の生産ラインが必要であった。生産ラインの開発にあたっては、組合内の技術を結集させ、独学のノウハウにより構築していった。さらに「COM」生産ラインの開発にあわせ顧客情報管理システム、デザインシステムも構築し、商品情報を管理する中枢センターを稼働させた。これにより、作業管理が複雑化するオーダー服の作業工程を制御し、合理化・迅速化を図っている。販売に関しては、催事販売を基本として、各地方の地域bPの問屋と連携することで、積極的な販売活動を行っている。顧客へのサービスを向上させるためには、不要な過程を省き、顧客情報・履歴の保管を行っている。これら販売から製造までの一貫したシステムにより、他メーカーとの差別化が図られ、「COM」商品の固定客は急増している。
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