7. 新規学卒者(平成19年3月卒)の採用状況

(1) 初任給

平成19年3月卒の新規学卒者の初任給をみると、島根県計で、学卒種別8種別のうち、最も多い種別から順に、「大学卒:技術系」(187,250円)、「大学卒:事務系」(179,750円)、「短大卒:技術系」(161,625円)、「短大卒:事務系」(157,500円)となっており、最も少ないのは「高校卒:事務系」の147,112円である。

全国平均と比べると、8種別全てにおいて、島根県計の方が下回っており、特に、「専門学校卒:技術系」(全国平均168,407円 島根県計148,275円 ▲20,132円)、「専門学校卒:事務系」(全国平均167,427円 島根県計150,000円 ▲17,427円)などで格差が大きい。

産業別にみると、回答のあった6種別中、5種別で非製造業の方が上回っており、特に「専門学校卒:技術系」(非製造業が26,573円多い)、「高校卒:技術系」(非製造業が12,705円多い)、「短大卒:技術系」(非製造業が11,167円多い)などで1万円を超える格差がある。

全般的に、技術系および非製造業における初任給の優位性が感じられる結果となっている。

新規学卒者の初任給
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