3. 従業員の過不足状況

(1) 従業員の過不足状況

従業員の過不足状況についてみると(グラフ次頁参照)、島根県計で、「適正である」(59.1%)が最も多く、次いで「職種・部門によって不足している」(18.5%)、「職種・部門によって過剰である」(11.9%)と続いており、全国平均と比べると、「適正である」との回答が6.0ポイント上回っている。また「全体に」と「職種・部門によって」を合わせた“過剰気味”とする回答は16.6%で、全国平均(12.5%)を4.1ポイント上回っている。一方「全体に」と「職種・部門によって」を合わせた“不足気味”とする回答は24.3%で、全国平均(34.4%)を10.1ポイント下回っている。

規模別にみると、大規模事業所ほど「適正である」とする回答が少なく、“過剰気味”または“不足気味”とする回答が多くなっている。

産業別にみると、非製造業の方が“過剰気味”とする回答が若干多く、具体的な業種でみると、「建設業」(33.3%)、「窯業・土石製品製造業」(26.1%)、「サービス業」(20.0%)で“過剰気味”とする回答が多く、「繊維・同製品製造業」(53.3%)、「金属・同製品製造業」(44.4%)、「機械器具製造業」(42.9%)などで“不足気味”とする回答が多くなっている。

従業員の過不足状況
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