(2) 月平均残業時間

月平均残業時間は、島根県計で、平成18年度の7.72時間から、平成19年度は10.08時間へと2.36時間多くなっており、全国平均(平成18年度:10.52時間→平成19年度:11.55時間)と同様の傾向を示している。

規模別にみると、昨年同様、大規模事業所ほど残業時間が多くなる傾向がみられるが、100~300人の大規模事業所では、昨年と比べ、残業時間が若干少なくなっている。

産業別にみると、製造業(平成18年度:8.31時間→平成19年度:9.89時間)、非製造業(平成18年度:7.09時間→平成19年度:10.24時間)とも、島根県計と同様の傾向を示しており、全般的に景況感を裏付ける結果となっている。

業種別に具体的にみると、「出版・印刷同関連産業」(平成18年度:9.44時間→平成19年度:15.00時間 5.56時間増)、「運輸業」(平成18年度:18.11時間→平成19年度:35.10時間 16.99時間増)などで、残業時間の増加が顕著である。

月平均残業時間
[目次]