(3)継続雇用制度導入に当たっての課題
 継続雇用制度の導入に当たっての課題は、県全体では、「賃金体系や水準の見直し」が一番高く70.5%を占め、次いで「業務や作業内容の見直し」28.5%、「役職や人事制度の見直し」27.5%、「勤務体系や勤務時間の見直し」19.8%となっており、全国平均でも同様な傾向となっている。
 規模別で見ると、「賃金体系や水準の見直し」「役職や人事制度の見直し」については、規模が大きくなるほどその比率は高くなっている。
 業種別では、何れの業種でも「賃金体系や水準の見直し」が一番高くなっているが、それ以外で目立つところは、「化学工業」で「以前の部下や若手との人間関係」、「出版・印刷・同関連産業」で「若年者の雇用・採用の手控え」、「運輸業」で「特に課題となることはなかった」が高くなっている。

継続雇用制度導入に当たっての課題



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