(3)年次有給休暇
a 平均付与日数
 年次有給休暇の平均付与日数は、「15〜20日未満」が最も多く55.8%を占めており、次いで、「10〜15日未満」18.8%、「20〜25日未満」17.5%となっており、平均付与日数は、15.69日となっている。
 全国平均でも、「15〜20日未満」が最も多く47.1%となっており、次いで、「10〜15日未満」25.0%、「20〜25日未満」18.6%となっており、平均付与日数は、15.09日となっている。
 規模別の平均付与日数は、「30〜99人」16.34日で最も多く、「100〜300人」15.71日、「10〜29人」15.53日、「1〜9人」15.11日となっている。
 産業別の平均付与日数は、「製造業」15.75日「非製造業」15.61日で、「製造業」が若干多くなっている。
 業種別の平均付与日数で、平均付与日数が多いのは、「窯業・土石製品製造業」17.63日、「出版・印刷・同関連産業」17.15日、「金属、同製品製造業」16.93日等となっており、逆に平均付与日数が少ないのは、「繊維・同製品製造業」12.21日、「食料品製造業」13.44日、「小売業」14.00日等となっている。
b 取得日数
 年次有給休暇の取得日数は、「5〜10日未満」が最も多く36.0%を占めており、次いで、「1〜5日未満」27.9%、「10〜15日未満」27.3%で、平均取得日数は、7.19日となっている。
 全国平均でも、「5〜10日未満」が最も多く36.7%となっており、次いで、「1〜5日未満」26.4%、「10〜15日未満」25.2%となっており、平均付与日数は、7.17日となっている。
 規模別の平均取得日数は、「1〜9人」が7.50日と最も多く、次いで「30〜99人」7.44日、「10〜29人」6.85日、「100〜300人」6.67日となっている。
 産業別の平均取得日数は、「製造業」7.44日「非製造業」6.90日で、「製造業」の方が多くなっている。
 業種別の平均取得日数で、平均取得日数が多いのは、「窯業・土石製品製造業」8.59日、「小売業」8.44日、「金属、同製品製造業」7.67日等となっており、逆に平均取得日数が少ないのは、「卸売業」4.50日、「サービス業」5.87日、「繊維・同製品製造業」6.71日等となっている。

平均付与・取得日数



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