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トピックス
平成22年度省エネルギー診断実施結果について
過去4年間(H19〜H22年度)省エネルギー診断実施状況
◇事業者部会事業において、平成22年度に30事業所・施設(ショッピングセンター・温泉旅館・製造業等)の省エネルギー診断を実施しました。診断実施結果をみると、提案を受け大規模設備改修や運用改善の提言を実行し、効果が期待されている事業所も複数あります。
◇省エネルギー診断とは、まだまだ馴染みが薄い言葉ですが、エネルギーのコスト負担に着目する事業所・施設に対して、専門家が現場診断等を行い、設備改善(供給熱源システムの見直し、設備更新等)、運用改善(お金をかけるものもあれば、手順や取り組みを変えるだけで効果が出るものもあります)等の提言を行うものです。
◇経営に直接携わる方は、そんなことより営業・販売部門などに力を注ぐことが重要と思われるかもしれません。それは、"販売無くして事業無し"という言葉が示すとおり、経営に関与される方においては当然のことと思います。
◇しかし、例えば、省エネルギー診断実施により、エネルギーコストが200万円軽減されたと仮定しましょう。変動費固定費の別は考えず、当期利益率が5%と仮にした場合、売上高ベースにすると4,000万円の売上増が実現したことと等しくなります。
現状において、いろいろな努力をされている中で、売上高を新たに4,000万円増やすことは難しいことだと思います。ましてやコスト削減は多くの方が既に取り組んでおられ、更なる上積みも厳しい現状があるのではないかと推察します。
◇エネルギーコスト(水道光熱費等)について、今まで製造原価、また、一般管理費に計上されている数字をあまり精査されなかったとしたら、ぜひ、省エネルギー診断をご検討下さい。
今回の省エネルギー診断を実施した事業所・施設を対象に行ったヒアリング・アンケートでは、「省エネルギー診断は、経営改善に大きなウェイトを占めていることがわかった」「エネルギーコストは看過できないものである」等の回答をいただいております。
◇平成19年〜22年にかけて97事業所・施設の省エネルギー診断を実施しました。このうち、提案を受け大規模省エネ設備改善を既に実施したものは、10事業者を数えます。(設備工事総額約8億円、総排出CO2削減量2,458.2t/年)また、省エネ設備改修(1工事当たり約800万円〜1,500万円程度)は6事業者が実施済みです。(設備工事総額約6千万円、総排出CO2削減量、246.42t/年)更には、運用改善においてもコスト削減が図られる事例が増えてきました。
〈*設備改善例は、いずれも当会把握分のみ〉
ぜひとも省エネルギー診断に取り組んでみて下さい。省エネルギー診断の可能性は、今始まったばかりです。
・平成22年度省エネ診断事業の実施状況について
・省エネルギー診断実施受診事業者(施設)の業種一覧、地域別実施状況
・「大規模省エネ設備改善」実施事業者、省エネ「設備改善」実施事業者、省エネ「運用改善」実施事業者
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