(2)退職金支払い準備形態
 退職金の支払い準備形態は、「中小企業退職金共済制度(建設業退職金共済制度を含む)」が一番高く62.6%を占め、次いで「厚生年金基金制度」33.0%、「特定退職金共済制度」25.4%となっている。
 全国平均では、「中小企業退職金共済制度(建設業退職金共済制度を含む)」が一番高く54.9%を占め、次いで「社内準備」28.1%、「適格年金制度」22.2%となっている。
 規模別では、「1〜99人」では「中小企業退職金共済制度(建設業退職金共済制度を含む)」が一番高くなっているが、「100〜300人」では「適格年金制度」が一番高くなっている。
 業種別では、大半の業種で「中小企業退職金共済制度(建設業退職金共済制度を含む)」が一番高くなっているが、「金属・同製品製造業」と「機械器具製造業」では「中退金制度」と同率で「厚生年金基金制度」が一番高く、「運輸業」も「厚生年金基金制度」が一番高く、「食料品製造業」「卸売業」では「特定退職金共済制度」が一番高くなっている。



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