6.退職金制度について
(1)退職金制度の有無
 退職金制度の有無については、「退職一時金制度のみがある」が一番高く46.8%を占め、次いで「退職一時金制度と退職年金制度を併用している」32.2%、「退職金制度はない」11.9%、「退職年金制度のみがある」9.2%となっており、全国平均もほぼ同じ傾向となっている。
 規模別では、「1〜29人」では「退職一時金制度のみがある」が一番高くなっているが、「30〜300人」では「退職一時金制度と退職年金制度を併用している」が一番高くなっている。
 産業別では、「製造業」では「退職一時金制度のみがある」が一番高くなっているが、「非製造業」では僅差ながら「退職一時金制度と退職年金制度を併用している」が一番高くなっている。
 業種別では、大半が「退職一時金制度のみがある」が一番高くなっているが、「退職一時金制度と退職年金制度を併用している」が一番高くなっているのは「運輸業」59.1%、「建設業」55.2%、「機械器具製造業」45.0%、「卸売業」42.3%、「金属・同製品製造業」41.4%となっており、「退職金制度がない」が一番高いのは「繊維・同製品製造業」65.6%、「その他の製造業」50.0%となっている。



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