島根県中小企業団体女性協議会

【平成20年度通常総会】
　島根県中小企業団体中央会様並びに島根県中小企業団体青年部連合会様にご臨席を頂き、通常総会を開催しました。
　総会開催にあたり、昨年度の「やさしく学ぶ女性塾」に８割を超えて出席された会員１２名の方に修了証書の授与と記念品の贈呈を行いました。
　通常総会では、平成１９年度事業報告及び収支決算、平成２０年度事業計画及び収支予算が承認されました。

【第１回女性塾】
　テーマ「事業承継の手引き」と題し、山陰合同銀行地域振興部　中尾副調査役、堀江調査役氏よりご講演をいただきました。
　事業承継の方法、計画の作成まで事例を交えてご説明頂き、メリット・デメリットを含めて事業承継の在り方や必要性を理解し、自社にあった方法をとることが大事であると感じました。
　塾終了後は、参加者とのフリートークを行い、情報交換を行いました。

【第２回女性塾】
　連日のように食品業界の不祥事が発覚し、食の安全と情報の信頼性をゆるがす大きな問題となっていることから、「食品表示のあれこれと地産推奨」と題して、表示方法の違いや産地表示義務などについて学びました。店内のポップや食品パッケージなど身近なところから食品表示の内容を理解することができました。また、島根県推奨の農産物の紹介があり、地産地消により関心が高まりました。

【レディース中央会全国フォーラムin岐阜】
　１０月２４日岐阜市において全国フォーラムが開催され、当協議会からは２名が参加してきました。全国からは、約360名が参加しました。
　基調講演と事例講演が行われ、事例講演では、「逆風の中でがんばる組合・企業」ということで、２企業・１組合より講演がありました。
　また、同会場で岐阜県産品のＰＲを目的とした展示・販売会も開催され、６組合の製品等の展示販売が行われました。
　

【第３回女性塾及び新年会】
　今年度から国の中小企業支援施策として「地域力連携拠点事業」がスタートしました。どんなに小さな経営の悩みでも、拠点に相談し、コーディネーターがアドバイスをするとともに、適切な専門家を派遣する事業です。島根県中央会も拠点として活動しており、経営者の皆様によりお気軽に拠点事業をご活用して頂くため、活用事例をご紹介しました。
　「何を相談してよいかわからない」という場合でも、ヒアリングにより経営課題を抽出できることが多く、また、実際に専門家の助言を受けた前後で、経営者の考え方や社内の雰囲気が変わるなど様々な面で効果が期待できるものであると実感しました。

【第４回女性塾】
　組合青年部島根県大会と共催し女性塾を開催しました。後継者経営戦略研究所　代表の大島康義氏より「未曾有の大不況の今を若手経営者・後継者がいかに乗り切るか」と題してご講演をいただきました。
　大学卒業後、家業の会社に入社し、後継者の道を歩み始めたものの、阪神大震災後多額の負債を抱えてしまい、会社を整理されたそうです。自らのご経験を活かし、後継者を支援するため会社を設立されました。ご経験をもとにしたお話であっただけに、後継者や若手経営者の皆さんにとっては貴重なお話であったのではないかと思います。