島根県中小企業団体女性協議会

【平成19年度通常総会】
　島根県中小企業団体中央会様並びに島根県中小企業団体青年部連合会様にご臨席を頂き、通常総会を開催しました。
　総会開催にあたり、昨年度の「やさしく学ぶ女性塾」に８割を超えて出席された会員６名の方に修了証書の授与と記念品の贈呈を行いました。
　通常総会では、平成１８年度事業報告及び収支決算、平成１９年度事業計画及び収支予算が承認されました。今年度は「地域社会活性化と企業活動」をテーマとして研修会等を実施します。続いて、役員改選を行い、現役員は重任し、今年度より新たに４名を増員しました。
　また、当女性協議会のシンボルマークでありました「煌（きらめき）」の旗を作成し、会員皆様方がいつまでもきらめき、心も体もいきいきと輝いて生活できることを願い、今後も中小企業と組合組織の一層の発展を目指して活動します。

【第１回女性塾】
　テーマ「年金知識アップで人件費コストの削減」と題し、田平労務管理事務所　次長　社会保険労務士の田平　篤氏よりご講演をいただきました。
　年金制度は、複雑で理解しがたく、法律改正も頻繁に行われているため、知らないことが多く、また思ったより年金が少ないのもビックリでした。年をとっても生涯現役で生き生きと働き続けることが一番と感じました。
　塾終了後は、参加者とのフリートークを行い、情報交換を行いました。

【第２回女性塾】
　今年７月２日、世界文化遺産にアジア初として産業遺産に正式登録された石見銀山遺跡。今回は、石見銀山の歴史から地域資源による経済交流と地域の発展について、石見銀山資料館の仲野館長さんよりお話を伺いました。自然との共生の中で栄えた石見銀山の伝統的技術による生産や経営は、現代との共通点も多くあり驚きました。
　また、午後からは石見銀山資料館及び龍源寺間歩ほか町並みを散策し、歴史を学んだことで、今までとは違った目線で拝見することができました。地元住民はもとより、行政、地元企業の協力があってこそ、文化遺産の保護・保全はあり得ないと感じました。

【第３回女性塾】
　今回は、青年部との共催により溝口島根県知事を招聘し『今度の経営者・後継者に期待すること』と題してご講演をいただきました。また、講演後には懇親会にもご参加頂き、積極的に情報交換が行われ、参加者におかれましては大変有意義な時間になったことと思います。
　男女別組織の垣根を超えた今回の交流は、会員の皆様にとってよい効果を与えるとともに、新たな活動の場が開かれることが期待され、今後もこのような取り組みを積極的に行いたいと思います。

【レディース中央会全国フォーラムin宮城】
　１１月１３日宮城県仙台市において全国フォーラムが開催され、当協議会からは３名が参加してきました。
　また、当日は「全国レディース中央会」の創立総会が盛大に開催され、組合女性部の全国レベルでの交流と連携を実現するとともに、女性部未組織の組合等への積極的な働きかけ、女性起業家の支援、女性経営者による活動の輪を拡大することにより、地域中小企業と組合の発展を目指します。
　なお、当県の石川益代女性協議会会長（中央会副会長）が理事に就任されました。

【第４回女性塾及び新年会】
　今回は、めまぐるしく変わる世界の動きや経済について、山陰中央新報社の前田論説副委員長様よりご講演頂きました。新聞やニュース等で知ってはいるものの、私たちの企業経営や生活環境にどう関わってくるのか、経済の大きな流れとともに島根の景気動向について学ぶことができました。
　講演終了後には、新年会を開催し、会員の方のお琴の演奏やお楽しみ抽選会を行い、会員皆様の交流・親睦を行いました。