[20] 別表一

 前回の記入で「法人税額計 12」までの記入が終わっていますので、残りの部分を記入します。

STEP1 「所得税の額 28」
別表六(一)の付表の「当期控除額 10」の金額を記入します。
 設例では、9,060円を記入します。






所  得  税  の  額 28 9 060
みなし配当の25%相当額 29  
外  国  税  額 30  
31 9 060
控 除 し た 金 額 32 9 060
「計31」と「法人税額計12」のうち少ない金額を「控除税額14」に記入する。
その結果が「控除した金額32」になります。
STEP2 「差引この申告により納付すべき法人税額 15」
 この金額が、100円未満となる場合、又はマイナスとなる場合については記入しません。
法   人   税   額   計 12     104 760
仮装経理に基づく過大申告の更正に 13  
控     除     税     額 14 9 060
差引この申告により納付すべき法人税額 15 95 700
STEP3 「欠損金又は災害損失金等の当期控除額 24」
当期控除した欠損金の額別表七「当期控除額 2」の「計」の金額を記入します。
 設例では、77,011円を記入します。
欠損金又は災害損失金等の当期控除額 24     77 011
STEP4 「翌期へ繰り越す欠損金又は災害損失金 25」
別表七「翌期繰越額 3」の「合計」の金額を記入します。
STEP5 「利益の配当の金額 34」、「利益又は剰余金処分による賞与の額 35」
設例として、出資配当額90,000円を記入します。
利益の配当(剰余金の分配)の金額 34     90 000

これでこの別表は完成しました。