[15] 別表七

 前回の記入で、「控除未済欠損金 1」の「計」までが記入されていますので、「当期控除額 2」から記入します。

STEP1 「当期控除額 2」
古い事業年度において生じた欠損金額から順に別表四の「差引計 33」の「総額 (1)」を限度として控除し、控除した合計額を「計」に記入します。
 設例の場合は、前期に発生した控除未済欠損金が、77,011円あり、別表四の「差引計 33」の「総額 (1)」の金額が、465,941円ですので全額控除ができます。従って「控除未済欠損金 1」の金額と同額を「当期控除額 2」に記入し、「計」にも同額を記入します。
STEP2 「翌期繰越額 3」
設例では、すべて当期に控除ができましたので、繰越額はありません。
事 業 年 度 区    分 控除未済欠損金
1
当 期 控 除 額
2
翌期繰越額
3
 ・ ・ 
 ・ ・ 
青色欠損・災害損失‥
設 備 廃 棄 欠 損 金
     
H 4・ 4・ 1
H 5・ 3・31
青色欠損・災害損失‥
設 備 廃 棄 欠 損 金
77,011  77,011  0 
77,011  77,011  0 

この別表はとりあえずここで止めます。