この別表は、損金経理等に計上した場合に、減価償却額に超過額はないか、あるいは特別償却を適用する場合に償却不足額はないかを計算し、かつ限度額まで損金に認めてもらうための要件として作成します。
無形固定資産については、定額法によりますが、設例では定率法に従いましたので、 別表十六(二)(定率法による減価償却資産の消却額の計算に関する明細書)についての記入例を示します。
記入の方法は、定額法、定率法ともほぼ同じです。
|
|
|
|
残 存 価 額 | 8 | ( 8,500 ) 17,000 |
期末現在の帳簿価額 | 9 | 144,135 | |
期末現在の引当金等の金額 | 10 |
損金に計上した当期償却額 | 13 | 23,854 | |
前 期 か ら 繰 り 越 し た 償 却 超 過 額 |
14 | ||
前 期 か ら 繰 り 越 し た 償 却 不 足 額 |
15 |
当生償度 期普却額 発通限 |
算 出 償 却 額 | 19 | 23,854 |
増 加 償 却 額 | 20 |
この別表はこれで完成しました。